ミニギターが意外と良い。

前回の記事でミニギター買ったと書きましたが、

まさしくその通り、ミニギターを買いました笑

どれを買ったかと申しますと、それは後ほど。。。

ただ購入に至るまでのストーリー(いつもの余談)のお話として、

そもそもなぜミニギターを買おうと思ったかと申しますと、

理由は非常にシンプルで、

僕は手が小さいので、普通のギター弾くのがしんどい。

というような動機でした。(情けねえ。。)

と、ここで改めて、僕のギター遍歴と課題について軽く触れると、

初期に手にしたギターはFender系スケールのギターでした。例に漏れず、やはりそのスケールからすると指のストレッチがきつく、演奏が非常に辛いという課題を常に持っていました。

まあそれもそのはずです。

僕はスラッシュ氏やジミーペイジ氏のようにギターを低く持つことに美学を感じる方ですが、

練習していたのがディープパープルだったので、普通に手が小さい人よりも、もっとしんどかったのです!(堂々と言うことじゃないね笑)

途中からGibson系スケール(といってもEpiphone or Axis系ギターで本物のGibson持ってません!)のギターを主に使うようになったのですが、もっと弾きやすくならないかなーと考えた結果思いついた奇策が

ミニギターだったら改善するんじゃね?

という発想でした。

世の中、手が小さいギター弾きは大勢いますが、そこを努力せず、

要は己の練習不足を機材のせいにした。というギター購入動機のアンチパターンのお手本通りに行動をしたというわけです。笑

そんなアホな思考プロセスを経て、いくつかの楽器屋さんを巡りミニギターを触らせていただくことになりますが、正直ミニギターは「トイギター」と表現される場合もあるし、実際ミニギターを販売している公式のページにもそれに近い表現があったので、正直どの程度のものなのかは若干不安をがあり、あまり確信を持てずにおりました。

ショートスケールのFenderムスタングでさえ、チューニング狂いやすいと聞くしそもそもそれより短いギターってどうなんだろうって具合です。

ただ、某店舗で触らせていただいた、これ(BACCHUS GS-Mini)で考えが変わりました。

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楽器屋さんのアンプって普段家とか打ち込みで鳴らせないような音量、音質なので若干バイアスかかっているかもしれないですが、

率直いうと、ミニギターといえどそこらの通常スケールのギターを変わらないポテンシャルの音が出せた、という感想でした。

また、プレイヤビリティ的な話として、実際に触ってみると確かに弾きやすい。特にシェイクハンドフォームで、親指を6弦側にに回して十分にミュートできるし、フレット幅も狭いので、今までのストレスも少なく、割とミュート(※)を多用した、演奏がしやすいことに気づきました。

※演奏時ミュートするのは普通だと思うのですが、1or2本の弦だけ発音させて、他をブラッシングする奏法といった方が正確かもしれません。(勝手にアベフトシ氏とかウィルコジョンソン氏の弾き方と思っています。)

最初は結構消極的な理由と遊び半分でギター探しをしていましたが、結果的には完全に「欲しくなって」ミニギター探しをしてしまうようになりました。

ここからは自己肯定タイム

ギターだけ弾いてると結構馴染みがないですが、オーケストラの世界だと、コントラバスとか巨大な楽器は1/2サイズとか3/4サイズとか割とステージでも使われていることがあるようです。

まあ、普通に考えて、体格に合った楽器を使うって普通に理に適ってますよね。

楽器に限らず、車の運転者はシートの位置やミラーの位置は運転者に合わせますし、

靴、服も体型に合わせるのが普通で、自分に対して道具を合わせるのが世の中では普通ですよね。

なぜギターだけ、自分がギターに合わせなければいけないかといったら、そんな道理はないはず!

だから、レギュラースケールのギターを使わず、ミニギターを使うことは決して逃げではなく、恥ずかしくもないのだ!

と言う心理的なプロセスも経て、とりあえずミニギターを買うことは決めました。

ただ探すと意外とミニギターも種類があるようなんですよね。

試奏したギターを始めとした、スタンダードなモデルの他、

ポールスタンレー氏モデルや高崎晃氏モデルなどのシグネチャー系や、

ってかそもそもショートスケールのギターでもいいんじゃないかとか(Squire Super-Sonicとかもかっこいいぞ!)とかめっちゃ悩んだんですが、

ポールギルバート氏のPGMM31に決定しました。

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決め手の一つは、なんといっても24フレットまであるところです。

もちろん24フレットまで絶対必要ないと思うし、この人生において、(少なくともバンドスコアとしては)24フレットを使う曲に出会ったことがない。

だから24フレットも絶対必要とは思わないのだけど、僕が初めて手にしたギターは21フレットしかなく、バンドスコアに22フレットまで書かれている曲が弾けなかった。。

そのコンプレックスの反動か24フレットがすごく価値あるものに思えてしまうと言うこと常々あり、これが心理的にこれが購入動機として現れたのかもしれません笑

動機不順ですが、実はこれが割と決め手だったりします。

また、もう一点の動機としては、あのポールギルバート氏のシグネチャーであると言う点です。

やっぱりね、ハードロック大好き人間としては、MR.BIGな訳ですよ。買わないわけにはいかないでしょう!

Ibanezのサイトに載っていたポールさんの動画見ても痺れてしまいました。

こりゃ買うしかないよね!と

また、Young Guitarの表紙でも載っていましたが、ポールさんは過去に出たPGMMシリーズをニコイチにして、

ダブルネックをステージで使っているようですね。

この辺も含めてポール氏らしいなと言うところもありますが、こういったところでも購買意欲をそそられまくりまして

とにかくそんなこんなでPGMM31を購入することとなりました。

詳細レビューはまた改めて!とにかくいいギターです!

★おまけ

IbanezのPGMMですが、過去にも色違いモデルが出ていました。

個人的には白いモデルを使用している印象が強いですが、ぜひ好みの一本を手にしていただけたらと思います。

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