ビグスビーについて

みなさん、「ビグスビー」ってご存じですか?

ギターをやっていたらどこかで目にしてるとおもうのですが、これです。

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いわゆる、一種の「ビブラートユニット」です。

私がこのパーツに初めて出会ったのは、ROCK IN JAPAN FES.2005の特集号の奥田民生氏のギターを見た時です。(奧田氏のファンならお馴染みの例の白いレスポールスペシャルです)

その時はレスポールスペシャルもビグスビーも知らなかったので、なんかイケてるギターだな(ただレスポールに比べてピックガードの形が変だな)、くらいにしか思ってませんでした。

その後、なんとなく奥田民生氏が気になって、その当時最新だった「comp」と言うミニアルバムを聞いて、サザンと桑田佳祐氏しか知らなかった私は、衝撃を受け、その後の音楽性を決めつける決定打になったことや、その影響で私の音楽性が同級生と全く合わなくなってしまった。。。と言うのはまた別で話すとして、

奥田民生氏にのめり込み、Guitarマガジンを読み漁り、ネットで調べ続け、奥田民生氏のギターによくついているそのパーツが「ビグスビー」であることに気づくのです。

そんなビグスビーについてつらつら語ります。

○結局使ってみてどうなのか

◆個人的に良かったこと

まず、いろんなブログで言われることですが、「音の輪郭がはっきりする」と言うことです。

取り付けたギターは、Epiphone Les Paul Special Ⅱです。

※以前の記事にも書きましたが僕の大好きなギターです。

元々、ギターのボディーも重く、安ギターの割には芯のある音が出ていたのですが、ビグスビーを取り付けたあとは、よりブライトになったと言うか。いい意味で高音の強めなギターになったと行った印象でした。

また、取り付けには、Vibramateを使いました。

Vibramate V7

※これ使うと、穴を開けた加工をせず、センター出しもしなくてよくなるので、いろんな意味で心配なくBigsbyの取り付けができるのでお勧めです。

◆個人的に悪かったこと

やっぱりね、世の中で言われるデメリットは全部ありました。

まず「弦交換」

アームユニットのシャフト箇所に弦を取り付けるピンがあるのですが、そこに弦をひっかけるのがまぁ大変。

ボールエンドを曲げてつけるとか、いろいろ言われていますが、引っ掛けたと思ったら弦を巻いているうちに外れ、のようなことを繰り返し、みなさん一度は発狂すると思います。

次に「チューニング」

このチューニングがね、まぁズレるんですよ。

私もレスポールスペシャルにつけたことが悪いんですが、やっぱりね、ナットとブリッジでの摩擦がすごいのか、アーミングがとにかくずれます。

まぁ、レガシーなユニットゆえ仕方ないかな、とはおもいますし、どこかで言われていましたが「軽くビブラートをかけるためのユニット」といわれれば納得なのですが、

もうちょっと頑張れないかなぁとは思ってしまいます。

最後に「可動域」です。

これもレガシーなユニットなので、そこまで可動域は高くないだろうなと思っていたのですが、1弦で頑張ってアームダウンしたときに1音分くらいしか下げられなかったのは、ちょっとだけショックでした。

6弦は3〜4音程度下げられたので、こちらはまだ使えるかな。。

もちろん、「目的」によって使い方は変わるので、ビグスビーでヴァンヘイレンをやろうとした私が絶対的に悪いと言うのは間違い無いですけどね 笑

まぁそんな感じです。

ただ、できないことがあることや、劣っていることがあることは悪いこととは思いません。

私には、「良かったこと」に書いたメリットが最高のメリットで、また、Bigsbyをつけた事による、メリットが最大のメリットなので、後悔はありません!

もし興味(と金銭的な余裕)が会ったら、是非一度試してみてください!

PS ビグスビーインストール時はこのパーツもつけると、可動域が上がっていいですよ!

交換スプリング

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